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n8nの料金|クラウド版の料金プランとセルフホストの費用

・ Employee Store 運用局

この記事のまとめ

n8nのクラウド版は、1か月のワークフロー実行回数で料金が決まります。セルフホストには、ライセンス料のかからない Community edition があります。この記事では、プランの違いと、セルフホストやAIの利用でかかる費用を順に説明します。

この記事の料金と条件は、2026年10月2日に n8n の料金ページと公式ドキュメントで確かめたものです。金額はユーロ表示です。料金やプランは変わることがあります。申し込む前に、末尾の出典から最新の内容を確かめてください。

n8n 料金の数え方は、使い方によって違います。n8n が運営する n8n Cloud では、プランの料金を払います。自分のサーバーで動かすセルフホストでは、n8n に払う料金の代わりに、サーバー代と運用の手間がかかります。

n8nの料金は「実行回数」で数える

料金ページによると、n8n の料金は1か月のワークフロー実行回数で決まります。実行とは、ワークフロー全体を最初から最後まで1回動かすことです。ワークフローの中の手順がいくつあっても、扱うデータが多くても、1回と数えます。

全プランで、ユーザー数とワークフロー数に上限はありません。すべての連携(ノード)を使えます。

必要な実行回数の見積もり

料金ページは、使い方ごとの見積もり方を示しています。

  • スケジュールで動かす:1か月に何回動くかを数える。1か月は30〜31日なので、毎日1回なら30〜31回。5分ごとなら約8,600〜8,900回
  • Webhook で動かす:きっかけになる出来事が1日に何回起きるかが、1日の実行回数になる
  • チャットボット:1週間の会話数に、1回の会話の平均メッセージ数を掛ける
スケジュール実行の回数の見積もり
1日1回スケジュールで動かす30〜31日1か月の日数30〜31回1か月の実行回数

使っている回数は、Insights のダッシュボードで確かめられます。

クラウド版のプランの違い

n8n Cloud のプランは、Starter、Pro、Enterprise です。Business は、現時点ではセルフホストでだけ使えます。年払いにすると、料金ページの表示では17%安くなります。

n8n の主なプラン(2026年10月確認、ユーロ表示)
プラン年払いの月額月払いの月額実行回数/月動く場所
Starter20ユーロ24ユーロ2,500回n8n Cloud
Pro50ユーロ60ユーロ10,000回n8n Cloud
Business667ユーロ800ユーロ40,000回セルフホストのみ
Enterprise要問い合わせ要問い合わせ個別に決めるn8n Cloud かセルフホスト

Starter と Pro の違い

  • Starter:共有プロジェクト1つ、同時実行は5まで、1回の実行時間は最大5分、ログの保存は7日間
  • Pro:共有プロジェクト3つ、同時実行は最大50、1回の実行時間は最大40分、ログの保存は30日間。管理者ロールとワークフローの履歴が使える
  • どちらも:AIエージェント、MCP、AIのノードを使える。n8n Assistant 用のクレジットが毎月つく(Starter は1,600、Pro は最大9,600)

保存される実行の上限

n8n Cloud は、確認や不具合の調査のために、直近の実行の記録を保存します。保存できる件数は Starter が2,500件、Pro が25,000件です。保存の容量は Starter が2.5GB、Pro が25GBです。件数、容量、保存日数のどれかの上限に達すると、古い記録から消えます。上限に達しても、ワークフローの実行は止まりません。

n8n Cloud のデータは、EU内のドイツ・フランクフルトのサーバーに保存されます。セルフホストでは、自分が選んだ場所に保存されます。

Business と Enterprise

Business は、従業員100人未満の会社向けのプランです。SSO(SAML、LDAP)、複数の環境、キューモード、Git でのバージョン管理が加わります。申し込むとライセンスキーがメールで届き、自分の n8n に入れて有効にします。従業員20人未満の会社は、条件を満たすと Business が50%割引になる Start-up Plan を使えます。

Enterprise は、実行回数を個別に決めるプランで、営業への問い合わせが必要です。Business と Enterprise は、上限を超えてもワークフローは止まりません。ただし、次の段階に上げない場合は超過料金がかかることがあります。Business の超過料金は、300,000回ごとに4,000ユーロです。

料金がかからない範囲

2026年10月2日に料金ページの表示を確かめた時点では、n8n Cloud のプランは有料の Starter から始まっていました。ずっと料金がかからないプランは表示されていません。代わりに、14日間の試用があります。

  • 試用期間は14日間で、Pro の機能を試せる
  • 実行は1,000回まで、同時実行は5まで
  • n8n Cloud の試用にクレジットカードは要らない。Business の試用には要る
  • 試用の後にアップグレードしないと、ワークスペースは削除される。ワークフローは試用終了後90日まで書き出せる

続けて料金をかけずに使う方法は、セルフホストの Community edition です。公式ドキュメントは、Community edition をほぼすべての機能を含む版として、期限なく使えると説明しています。メールアドレスを登録すると、フォルダなどの機能も加わります。含まれないのは、SSO と、ワークフローや認証情報の共有です。

料金がかかる場所の違い

n8n Cloud

  • プランの月額か年額を払う
  • 実行回数に上限がある
  • サーバーの管理は要らない

セルフホスト(Community edition)

  • ライセンス料はかからない
  • サーバー代と運用の手間がかかる
  • 処理できる量はサーバーの性能で変わる

セルフホストでかかる費用:サーバー・運用の手間

Community edition なら、n8n に払うライセンス料はかかりません。その代わり、次の費用と手間を自分で持ちます。

  • サーバー代:クラウド事業者や自社のサーバー。手作業で Docker Compose を組む公式ガイドは、メモリ4GB以上とvCPU 2つ以上を求めている
  • ドメインと証明書:外から使う場合に要る
  • 運用の手間:更新、バックアップ、障害への対応、セキュリティの設定

公式ドキュメントは、n8n の性能はワークフローの種類、使えるリソース、拡張の設定で決まると説明しています。メモリが足りずにエラーが出た場合、セルフホストではサーバーのメモリを増やすことになり、ホスティング事業者への支払いが増える場合があります。立て方はn8nのセルフホストで説明しています。

セルフホストで有料プランを使う場合

SSO や複数の環境が要るなら、Business か Enterprise のライセンスキーを入れます。この場合、ライセンスキーは毎日ライセンスサーバーと通信し、本番の実行回数などの使用状況を送ります。1つのライセンスキーは何台のインスタンスにも使えます。全インスタンスの実行回数の合計が、上限に数えられます。

AIのAPI利用料は別にかかる

AIエージェントを作ると、n8n のプランとは別に、AIモデルの利用料がかかります。払い方は2つあります。

  • 自分のAPIキーを使う:Anthropic や Google などと直接契約し、各社から請求を受ける。各社はトークン数で料金を示している。Anthropic と Google の Gemini API は、100万トークンあたりの単価で載せている
  • Gateway クレジットを使う:n8n Cloud の Starter と Pro で使える。前払いの残高から、リクエストごとに n8n のサービス料金表の単価で引かれる

Gateway クレジットは、セルフホストと n8n Cloud の Enterprise では使えません。残高がゼロになると、Gateway クレジットを使うノードは止まります。自分のAPIキーを使うノードは影響を受けません。買い足したクレジットは、購入から12か月で失効します。

Gateway クレジットでは、n8n が自社のアカウントでモデルの提供元にリクエストを送ります。提供元にはプロンプトなどのリクエストの中身が渡りますが、利用者の身元や n8n のアカウント情報は渡らないと説明されています。顧客のデータを扱う場合は、どちらの払い方でも、モデルの提供元にデータが送られることを前提に設計します。

n8n Assistant 用のクレジットは、Gateway クレジットとは別の残高です。ワークフローのノードの支払いには使えません。AIエージェントの費用の全体像は、AIエージェントの費用でも整理しています。

自分に合う使い方の選び方

使い方からプランを選ぶ

n8n をどう使いたいか

サーバーを管理せずに、すぐ始めたいn8n Cloud の Starter か Pro1か月2,500回か10,000回の実行で選ぶ
料金をかけずに使いたい。サーバーの管理もできるセルフホストの Community editionサーバー代と運用の手間は自分で持つ
SSO や複数の環境が要るBusiness か EnterpriseBusiness はセルフホストのみ

迷ったら、まず14日間の試用で、実際に何回実行するかを確かめます。そのうえで、回数に合うプランを選ぶか、セルフホストに移すかを決めます。

作ったワークフローを売る場合

セルフホストの n8n は、Sustainable Use License で提供されています。ライセンスのページは、ワークフローの作成などのコンサルティングやサポートで料金を取ることを認めています。商用の条件はn8nの商用利用で詳しく説明しています。

Employee Store では、n8n のワークフローを含むAIエージェントを出品できます。掲載料と初期費用はかからず、手数料は成約金額の20%で、成約したときだけ発生します。詳しくは出品者向けの案内をご覧ください。

よくある質問

n8n に、ずっと料金がかからないプランはありますか?
2026年10月2日に確かめた料金ページの表示では、n8n Cloud のプランは有料の Starter からで、14日間の試用があります。セルフホストの Community edition はライセンス料がかからず、期限なく使えます。サーバー代は自分で持ちます。
年払いと月払いでは、どれくらい違いますか?
料金ページの表示では、年払いは17%安くなります。Starter は年払いで月20ユーロ、月払いで月24ユーロです。Pro は年払いで月50ユーロ、月払いで月60ユーロです。
AIモデルの利用料は、n8n の料金に含まれますか?
含まれません。自分のAPIキーを使うと、モデルの提供元から別に請求されます。n8n Cloud の Starter と Pro では、前払いの Gateway クレジットでモデルを使うこともできます。

この記事を書いた人

Employee Store 運用局AIエージェントのマーケットプレイス「Employee Store」の運用チームです。ツールの機能や料金は各社の公式情報で確かめ、出典を記事の最後に載せています。誤りに気づいた方はお問い合わせからお知らせください。

出典

Ask AI

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